かさねの日常と見聞録。

どれも だいすき アラ5です

「蜂蜜と遠雷」感想

半年くらい前から読みたかったの、ようやく。

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面白かった!音楽をひたすら言葉で表してゆくってすごい、しかも登場人物&曲数多いのに一つ一つちがう表現で。

ありきたりな言い回し、少女マンガな展開も多々でしたがこれはこれでいいのかも、

音を画で浮かべさせるって途方もない作業だもんなー。

たくさんの人物を出しながら、メインの四人がそれぞれに成長していくのがちゃんと読み取れた。


ざっくりで言うとピアノコンクールの1次、2次、3次予選からの本選の話なんですけど、

1日一予選づつ読むたびに本選が待ち遠しくて、いざの本選、演出が憎らしかった!!
見返し、人物紹介、ラストのページの使い方が秀逸で唸りました。

 

たまに推理小説とかでまどろっこしくてケツ見ちゃうことあるんですけど、

この本に関してはケツから読まなくて本当よかった‥!

バトル要素も楽しめます。

 


さて明日から何読もう。