かさねの日常と見聞録。

どれも だいすき アラ5です

4/13 おひとりさまで沙弥島

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ナゾの三連休中です。

先週小豆島のあと地元の本屋で瀬戸芸のガイドブック買いまして、
次行くなら(春開催のみの)沙弥島か大本命の直島じゃね?
と二択で迷いまして、

近くて安い方の沙弥島へ(駐車場無料&埋め立てられて陸続きでフェリー代かからない)ビューンと行ってきました。


案内所で念願のパスポート&パスポートケースも購入。
これで私もアート女子の仲間入り!と
意気揚々と展示(132)前でハンコをつき、
飛び石を足取り軽く進んでおりましたら



段に蹴つまずいて思いっきり




コケた。

石段で両の向こう脛をしたたかに打った、痛かった‥






恥ずかしさのあまりダッシュで次の展示へ。
インスタによく上がってる134、うん、デカいいネ!
砂浜を歩いて190へ。
すごく楽しかった、何人かグループで書いてるのかと思ったら蓮沼昌宏さんひとりの作品だとか。
展示されてた万葉会館も、立派だなあ坂出市お金あったんだなあという感じ。


高台を下って旧沙弥島小・中学校へ。
まず瀬戸大橋をバックに、すがすがしく137を写メってから
神戸芸術工科大学アートプロジェクトの連作へ。(135)。

教室一面に白い塩を敷いて、赤い金時人参のピクルス詰めたビンを並べ街を作った子供達の作品、
雪をあんまり見たことない地元の子供達がキャッキャ言いながら人参育てるところからやったんか、と思うと


おかあちゃん泣けた‥



展示へはお風呂掃除用のブーツ履いて入るんですが
雪(ちがった、塩)はサラサラで日陰のところは冷たかった。

隣のお部屋も女子が大好きなヤツ。


そしてお目当てだったしりあがり寿氏の作品は
氏の闇が出てる、大変氏らしい作品でした。


校舎内のえのきcafeでブレイク。
メニューは坂出名物、「白味噌あんもち雑煮」とドリンクのみ。
雑煮、いりこだしが効いた白味噌汁にあんもち、に太陽に見たてた金時人参が浮いてて大変洗練されたお味。
ホット金時みかんジュースも、要するにレモネードみたいなもんなんですけど
ティーカップの受け皿が亀でかわいかった(コーヒーカップはタコだった)。


展示室でもカフェでも年配のボランティアの方がイキイキ作業されてて、
そうだよね、こうやって地元の名産をオシャレにしてもらったら嬉しいよねぇ
とキュンとしとりましたら

「見学料300円払たけど、こんなもん50円くらいの値打ちやな!」
とでっかい声で愚痴る地元のジジイがいまして

そうね、アートってこういうこととの戦いだよね‥とも思った。



130の前で地元の方とおしゃべりして男木女木がいいですよ、と勧められて
そのあとせっかくここまで来たからと『東山魁夷せとうち美術館』も見ましたが、
外見は立派なのに中の展示は本当ショボくて

アートってただ一方的に有名どころを見るだけの時代は終わったんだなあと。


瀬戸芸ってアート+観光地や従来のハコモノの活性化+地域再生がキーワードだと思うんですけど、
そうやって自ら身体を動かして出向いてナンジャコリャ、と思いながらも
なんか食べたり、地元の方と交流したりして
双方向でイキイキするのがしっくりくる時代なのかなあと思いました。



で、この話をした夫が大変羨ましがりまして、夏の家族旅行で直島に行けそうです。
暑いのだけが不安‥!


直島は建築が多めで、芸術以上に建築のことはよくわかりませんが

意識高い系ごっこしてきまーす(≧∇≦)

お読みいただきありがとうございました。